柚木N’が描く“初めての揺れ”と静かな温度が染み込む瞬間

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ずっと好きだった1[柚木N’]

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幼なじみに寄せた想いと大人の影が交差する雪菜の揺れ

Summary
幼なじみに片想いする雪菜が、弱みを握られた瞬間から世界が静かに変わっていく物語。柚木N’の地味系タッチで描かれる“大人の空気”が丁寧で、表情の揺れや体の反応の描写が魅力。初心者にも入りやすい雰囲気のOVAです。

👀 雰囲気と見どころ

幼なじみへの想いと“疑問”から始まる静かな揺れ

「どうして、こんな形になってしまったんだろう」
そんな雪菜の心の声が聞こえてきそうな導入で、本作は静かに幕を開けます。
幼なじみの銀太にずっと寄せていた気持ちは、誰にも言えず胸の内で温め続けてきたもの。水泳部に所属する彼女の描かれ方はどこか素朴で、作品属性の“地味系”らしい空気が心地よく漂っています。

そして物語は、女子更衣室という日常の延長から突然揺れを見せます。
銀太の体操着に残っていた汗の匂いをそっと確かめてしまう──その瞬間を、顧問教師に見られてしまったことから雪菜の世界が静かに軋み始めるのです。

雪菜の弱さと顧問教師の影が重なる瞬間

ここから先は、管理人コメントにもあるように「弱みを握られた雪菜は顧問教師の言われるがまま」という展開へ入りますが、本レビューでは直接的な描写を避け、安全な表現に変換してお届けします。

顧問教師の存在はあくまで“影”として描かれ、露骨な圧は排除されています。しかし、大人の影が落ちるだけで雪菜の心が揺れるのが伝わる構成になっていて、ここに本作の演出の上手さがあります。

雪菜は「初めては銀ちゃんがいい」と思い込んでいたものの、今の関係を守ろうとするあまり、大人の空気に巻き込まれてしまう。その流れが静かに積み重ねられ、決して温度の強すぎない“前編ならではのバランス”が心地よい余韻を残します。